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種を蒔き16000袋の育苗を開始

新たに6000の種を植えました。コミュニティ育苗場では12の畝で合計16080の種を育てています。

 

(第一畝)幅1.1m×長さ14mの畝を4つ、幅1.1m弱×長さ8m の畝を4つ計8つ作り、9,680の育苗袋が置けます。まずはタネを蒔きました。まず、3つの畝にはカシュウを、他にはテカ、グアピノル、ラウレルを一畝ずつ蒔きました。残りの2つの畝には、には マホガニーのタネを蒔く予定です。

 

(第二畝) 次に、幅1.10m×長さ15mの畝を4つ作り、6,400の育苗袋が置けます。このうちの1つのに、グアピノルのタネを播きました。(空畝は3つ)今回蒔いた種は合計6,069。内訳は以下の通り。
種類   撒いた種数    発芽までの日数

カシュウ          2,796           17 ~ 38 日
テカ        853            10 ~ 12 日
グアピノル     1,600            20 ~ 30 日
ラウレル         820      12 ~ 25 日

育苗袋へ播種の作業は、日差しが強いため、弱くなる午後4時頃から3時間前後かけて行いました。
ワンキ・タグニはワンキ・アワラ・クピア先住民テリトリー政府( WAC-GTI)に、植林した場所に座標を置くように要請しました。これは植林場所の地図を作り、後からその場所を特定するためにめにとても重要だからです。
コミュニティ育苗場では現在、合計16,080を育苗しています。学生の協力を得て、年3回植林できます。 畝には種の種類を記入した看板を立てました。


左から、グアピノルの種、ラウレルの種、テカの種、カリブ松の種


コミュニティ育苗場の活動は、INAFOR(林野庁)、MARENA(資源保護省)、ワスパン市、INTA(農業技術研究所)、ワンキ・タグニ、ワンキ・アワラ・クピア先住民テリトリー政府(WAK-GTI)の各団体が協力しています。植林作業はIVASRA、INOS、INATECの学生たちが協力しています。
目標は、私たちが育苗場にどんな種類のタネを播いたかを地域住民に知ってもらうこと。
ワスパン郡においてコミュニティ育苗場の重要性を人々に知ってもらい、植林した木を守るためにどのような協力ができるかを考えてもらうことです。
報告者:ラリサ・エスコバル(協働団体:ワスパン先住民族女性組織ワンキ・タグニ)