植林活動は、私たち川や小川を維持するためにとても重要です。
7月18日に2019年度、最初の植林を行いました。ブエノスアイレス地区にある沼「パン・タラ」に沿って300本のラウレル苗を植えました。9月11日国立学校(INOS)の5年生(高校2年相当)が参加し、ワンキ・アワラ・クピア先住民テリトリー政府とワスパン市、MARENA, INAFOR, INTA,
INATECなど地元の政府関係機関と調整協力し、育苗場から植林場所へ苗を移動しました。
パン・タラの一帯は多くの木が切られたことで水が枯れ始めており、その対策として植林が重要性あることを住民が認識する必要があります。さらに、現存する地域の樹木を保存が重要であるとの認識を持つよう住民への意識化を行っています。
今回は、学生たちに川沿いに植林の重要性を理解し、木の世話や保護の重要性を理解を促す目的で、ラウレルの苗木300本をパン・タラの周囲に植えました。参加者は全部で71人、学生60、ワスパン市役所と MARENA、 INATECよりそれぞれ2名、INAFORの農業技師、INTA、INED、 GTI、ワンキ・タグニよりそれぞれ1名が参加しており、これまでよりも多くの関係機関が関与しています。
作業は71人で3時間ほどかかりました。 植林はUTM図法で計測し10mおきに配置し、合計3haの面積をカバーしています。
この植林は、地域一帯の住民にとっても私たちにとっても非常に重要です。参加した学生たちにとっては周辺の川や森を守ることの重要性をさらに認識するという意味で重要でした。(写真:定植したラウレルの苗木)
報告と写真:ラリサ・エスコバル(ワンキタグニ, ワンキ・アワラ・クピア先住民テリトリー)