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カンペシーノ地区の川岸に植林

この日に先んじて7月18日、ブエノス・アイレス地区の沼地に「9月15日学校」の生徒60人と、市職員、ワンキタグニメンバーなど総勢71人で3ヘクタールの土地に300本のラウレルの木を定植している。


この日は、市内の中高生とワンキタグニのメンバーでカンペシーノ地区にマラニョンの木を305本、植えた。

まず、育苗場からバケツリレー式にこの日植林する分の苗木をトラックの荷台に乗せていく。初めて植林を経験する学生も少なくない。

植林現場のカンペシーノ地区では、ウィタと呼ばれる共同体の判事役が立会い、全体への説明の後、4つのグループに分かれて、それぞれが川の両岸に植えていく。

作業は、主にワンキタグニのスタッフが学生を先導し10メートル間隔(斜面などそれより短い間隔もある)で、『穴掘り』という器具で直径20cm、深さ30cmほどの穴を掘り、そこに植えつける。

 

生徒たちは男女が作業を分担し交代しながら作業にあたっていた。その様子を作業の合間を縫ってワンキタグニのメンバーは記録撮影していく。

 

雨季にも関わらず、この地域では川の水位は低いままだが、川沿いでは住民が洗濯する姿が随所で見られる。
(8.13 報告・写真:柴田大輔)

本事業では、植林によって土壌の涵養が増し、そこから川へ滲み出る水量が増えることによる渇水の危機を免れること、生活用水の確保や川水の浄化につなげることを目標に取り組んでいる。