植林は川の水流を維持するのに役立ことからあらゆる生物にとって重要であり気候変動と闘う方法の一つでもあります。川沿いに木があると土壌侵食や水質汚染を防止できます。水源を守るためのワンキ・アワラ・クピア先住民テリトリー内の川や小川流域で2018年以降4回目の植林を行いました。
カヨ・ティグニ川中流沿いで公立中高等学校(INOS)10年生60人による植林を行い、ワンキ・アワラ・クピア先住民テリトリー政府(GTI)、環境天然資源省(MARENA)、ワスパン市役所、ワンキ・タグニ、地元ラジオ、おおた市民活動推進機構のメンバーなど計75人が参加。作業は4グループに分かれて行いました。カンペシーノ地区とカルロス・フォンセカ地区で2グループずつが約3時間かけて、計305本のカシューナッツの苗木を植えました。
植林はカヨ・ティグニ川の水量を増やすことを目的としていますが、苗木が成長すればカシューナッツの実がなります。木の世話をし保護することによって、住民は将来にわたり収穫の恩恵を受けつづけることが可能です。住民には事前にこれらを説明しました。
報告 ラリサ・エスコバル(ワスパン先住民族女性組織ワンキタグニ, ワンキ・アワラ・クピア先住民テリトリー)