準備
ワンキタグニのメンバーなど写真研修に参加した住民らが撮影した画像を、写真用のA4サイズの印画紙60枚、カラー印刷した。会場は、ワスパンの中心街にある「文化の家」。まず、会場を下見した後で、展示のレイアウト、挨拶文、写真の解説文など作成。
イベント当日
朝から展示設営。4つのバーとに分けて、写真とともに撮影者の名前を張り出す。椅子を並べて完成。
写真は、それぞれが日常にある様々な場面を思い思いのタイミングで撮影したもの。どの写真も、とてもうまく、何より、彼らにとって当たり前の風景だが、日本から来た私たちにとっては、どれも珍しく、彼らの生活を知る上でとても魅力的な展示だった。午後からは、ワンキタグニのメンバーが来場者を迎えてオープニングイベントを開催した。30人の参加があり、中心メンバーのラリサが全体に向けて挨拶。市役所からゲストを2人招き、一人が代表して挨拶。
住民らは見慣れた風景が切り取られた写真に見入っていた。
会場の隣にある保健施設に集まっていた妊婦さんたちも写真を見にきた。
「ギャラリートーク」ワンキタグニのメンバー・イサベルさん。丁寧な説明に多くの人が聞き入っていた。
(報告と写真:柴田大輔)
写真撮影や展示会は、それぞれ、経験豊富な柴田さんが直接指導することで実施にこぎつけることができました。