ワンキ・アワラ・クピア先住民テリトリー政府オフィスの横に設営されている、コミュニティ育苗場では、カカオを種から苗木に育て、それを接木して増やして行くというプロジェクトを実施しました。育った苗木は郊外で育てているカカオの苗木に接木して増やします。ワスパン市からリグレ方面に向かう途中のパンカサン地区にあるこの育苗場で行った作業には3日と8時間かかりました。この地域でカカオの種類を増やす目的で行われたこの作業は、ワスパン市の天然資源課、ワンキ・タグニ、ワンキ・アワラ・クピア先住民テリトリー政府、NICADAPTA MEFCCA 計画の技術者らの協力で行われました。 行程は、まず1,896のカカオのタネを蒔き、苗を育てます。移植先の広さの関係で、苗木1,600本を移植し、残りの296本はワンキ・タグニのコミュニティ育苗場の育苗列にそのまま残しました。カカオの実は、地元での自家消費だけでなく市内での販売にも役立ちます。 他の機関との協力で行うこのクローン育苗という試験的事業を通して、将来的に地域にどのようなインパクトがあり、気候変動や環境にどのようなよい影響が与えられるかを見極めることができます。 報告と写真 ラリサ・エスコバル(ワスパン先住民族女性組織ワンキタグニ, ワンキ・アワラ・クピア先住民テリトリー)
ワスパン郡に駐屯している軍の協力で、マホガニーの苗木20本を、ピアレシュ川の下流地域に植林しました。川の水量を守るためで、苗木は10メートルの間隔で植林しました。 報告と写真 ラリサ・エスコバル(ワスパン先住民族女性組織ワンキタグニ, ワンキ・アワラ・クピア先住民テリトリー)
いつものように苗の生育を阻む雑草の除去を含む育苗列の清掃を行いました。育苗袋の発芽の有無を確認し、発芽していないものは袋から土を出して育苗土の倉庫に戻します。土をまぜて、次の育苗に使うために。また、翌年2020年の作業のために、育苗列と育苗箱の状態を確認し必要な部分は補修しました。...
10月は通常のメンテナンス作業、育苗場全体の手入れ、育苗列の雑草取りなどを行いました。雑草取りは月に1〜2回雨が降った後に行います。雨が多いと雑草も繁殖し、まだ小さい苗に悪影響があるので、雑草取りは欠かせません。...
ウルワスタラは生活に欠かせない重要な川の一つですが、現在ほとんど木が生えていない一帯があります。激しい雨が続くとぬかるんで近づくことが困難になります。...
準備 ワンキタグニのメンバーなど写真研修に参加した住民らが撮影した画像を、写真用のA4サイズの印画紙60枚、カラー印刷した。会場は、ワスパンの中心街にある「文化の家」。まず、会場を下見した後で、展示のレイアウト、挨拶文、写真の解説文など作成。 イベント当日...
カボ・グラシアス・ア・ディオスという地名は、1502年、コロンブスが嵐を避けてこの湾湖に避難し「神に感謝」したという由来による。
6年前に比べて、田畑へと森が切り開かれてマングローブがなくなっていたり、川の水位の低下、湖水の侵食など、以前との違いに同行したメンバーは驚いていた。
全3日間の日程で、植林活動の協働組織ワンキタグニや市内のラジオ局員、市の文化振興担当者ら18名が参加。前回の写真ワークショップや、それ以前のDSTワークショップからの参加者も多く、少しでも新しいものを取り入れ学びたいという熱心な思いが伝わる。...
育苗場では、今、マラニョン(カシュー)、ラウレル、カカオ、セドロ・ブランコ、テカ、マホガニー、グレープフルーツを種から育てている。そのうちの定植できる程度に育ったマラニョンの苗木を45人の生徒らと一緒に植えた。
植林は川の水流を維持するのに役立ことからあらゆる生物にとって重要であり気候変動と闘う方法の一つでもあります。川沿いに木があると土壌侵食や水質汚染を防止できます。水源を守るためのワンキ・アワラ・クピア先住民テリトリー内の川や小川流域で2018年以降4回目の植林を行いました。...